AWSサービスの機能を調べる(Media Services)

皆さんは、AWSクラウドが持つ機能を調べるとき、どうしていますか?

また、使おうと考えているサービスの仕様をどのように調べていますか?

私はこのところ、AWSサービスの機能のホントのところを確認するために、AWS公式ホームページの「AWSサービス別資料」で確認を取っています。
(資料には、SlideShare 、PDF 、Youtube があります)

ちまたのインターネットでの技術ネタを調べることも過去多かったのですが、情報の鮮度もありますし、やっぱり本家の情報がしっくりと安心できます!!

今回は、この画面の左にあるカテゴリー分けから「Media Services」を選んだときに、各資料にはどのような情報が含まれているかを箇条書きにします。(99-99 形式の数字はページを表します)

Media Services

●●資料【01_ElementalMediaConvert】

7Page  AWS Media Services – メディア向けフルマネージドサービス

     MediaConvert:マルチフォーマット・コーデックをサポートした、ファイルベーストランスコーディングサービス
     MediaLive  :4K 配信にも対応したライブ配信用エンコーディングサービス
     MediaPackage:DRM やタイムシフト再生機能も提供するジャストインタイムパッケージサービス
     MediaStore :ライブ配信用の高性能メディア最適化ストレージサービス
     MediaTailor :サーバサイドでのパーソナライズされた広告挿入を可能にするサービス
     MediaConnect:専用線や衛星通信を置き換え可能高品質ライブストリーミングの伝送サービス

8Page  AWS Media Services の特徴
9Page  AWS Media Services を利用した動画配信フロー

Live Video Workflow:Elemental Live
(LiveChannelSource)⇒ElementalMediaConnect⇒ElementalMediaLive⇒ElementalMediaPackage⇒CloudFront⇒Multiple Devices
                ↓            ↓            ↑
                  │            └─ElementalMediaTailor─┤   
                 └  ElementalMediaStore ─────────────┘

    VideoOn-DemandWorkflow:S3⇒ElementalMediaConvert⇒S3⇒ElementalMediaPackage⇒CloudFront⇒Multiple Devices

13Page  トランスコーディングにおける従来の課題
14-15   AWS Elemental MediaConvertとは?
16Page  MediaConvert のユースケース

トランスコード機能

18-19   ビデオコーデックの進化、AV1 コーデックのサポート
20Page  入力コンテナとコーデック(動画)※ MadiaInfo
21Page  入力コンテナとコーデック(音声)
22Page  出力コンテナとコーデック(動画)
23Page  出力コンテナとコーデック(音声)

24Page  ジョブの仕組み
25Page  入力スティッチング
26Page  入力クリッピング
27Page  イメージ挿入(グラフィックオーバーレイ)
28Page  キャプション(字幕の挿入)
29Page  Adaptive Bitrate(ABR):ビデオプレイヤーがリアルタイムにベストなストリームを選択
30Page  固定ビットレート(CBR)と可変ビットレート(VBR)
31Page  Quality-Defined Variable Bitrate(QVBR)
32Page  高速トランスコーディング
33Page  オーディオ関連機能
34Page  オンデマンドキュー:未実行ジョブの停止や処理順番の変更が可能
35Page  リザーブドキュー:年間通してボリュームがある場合、最大87%のコスト削減が可能
36Page  出力プリセット
37Page  ジョブテンプレート

38Page  セキュリティ
39Page  デジタル著作権管理(DRM)
40Page  DRM ソリューションプロバイダ

41Page  6ヶ月以内にリリースされた新機能

     ①高速トランスコーディングの拡張 (2019/10)
     ②AVC を使用したシングルパス,マルチパス HQ(高画質)の向上(2019/10)
     ③DolbyVision、DolbyAtmos エンコーディングのサポート (2020/11)
     ④8K 解像度エンコードのサポート (2019/11)
     ⑤MP3 音声出力のサポート (2020/1)
     ⑥HDR to SDR Tone Mapping をサポート (2020/3)

AWS Elemental MediaConvert の使い方

45Page  Video on Demand(VOD)配信ワークフロー
46Page  事前準備
47Page  ジョブの仕組み(再掲)
48-45   ジョブ作成の基本

AWSサービスとのインテグレーション

56Page  AWSソリューション(Video on Demand on AWS)
57Page  1.取り込みフェーズ
58Page  2.変換フェーズ
59Page  3.公開フェーズ
60Page  VOD ワークフローのポイント

61-64  料金

●●資料【02_KinesisVideoStreams】

7Page  IoTにおける動画・音声のユースケースの例
8Page  IoTメディアユースケースにおける技術領域
9-12   IoTメディアユースケースにおける課題

13Page  Amazon Kinesis Video Streams および AWSサービスでカバーできる技術領域
14Page  Amazon Kinesis Video Streams – 2種類のストリーミング方法
15Page  Amazon Kinesis Video Streams の使い分け(メディア形式で収集/WebRTC)

【メディア形式で収集】

17Page  アーキテクチャの概要
18Page  スケールアウトの単位
19Page  動画データのフォーマット

メディアの取り込み

21Page  メディアの取り込み
22Page  PutMedia API
23Page  Amazon Kinesis Video Streams Producer SDK

24Page  参考︓GStreamer とは

25Page  Producer SDK のデモアプリケーション
26Page  Amazon Kinesis Video Streams Demos リポジトリ

メディアの保存とインデックス

28Page  メディアデータに関する主要なコンセプト
29Page  フラグメントとフレーム
30Page  フラグメントとチャンク
31Page  タイムスタンプの扱い
32Page  通信のセキュリティとアクセス許可
33Page  メディアの保存 – データの暗号化と保存期間

メディアの再生

35Page  ライブ再生・オンデマンド再生
36Page  マネジメントコンソールの簡易ビューアー
37Page  HTTP ライブストリーミング (HLS) 再生機能
38Page  MPEG-DASH再生機能
39Page  Amazon Kinesis Video Streams Media Viewer
40Page  HLS や DASH での再生に関する注意点

レイテンシーの考え方

43Page  メディアの分析
44Page  GetClip API による MP4クリップの出力
45Page  コンシューマー側のAPI
46Page  GetMedia API
47Page  GetMedia API で取得できるのは、あくまでMKV形式のチャンクでしかない
48Page  Amazon Kinesis Video Streams Parser Library
49Page  動画ファイルを出力して解析する
50Page  画像フレームを取り出して解析する
51Page  Amazon Rekognition Video と連携する
52Page  Amazon SageMakerと連携するためのAmazon Kinesis Video Streams Inference Template (KIT)

53Page  料金構成

【WebRTC】

54Page  Amazon Kinesis Video Streams WebRTC
55Page  WebRTC とは︖
56Page  Amazon Kinesis Video Streams WebRTC における主要な用語・概念
57-62    WebRTC の接続フロー
63Page  マネジメントコンソールのメディア再生ビューワー
64-66    WebRTC SDK の構成
67Page  WebRTC SDK JavaScript のサンプルページ (Viewer の場合)
68Page  WebRTC SDK の構成
69Page  WebRTC SDK iOS のデモアプリ
70-72    WebRTC のトラブルシューティング

73Page  料金構成 (WebRTC)

Amazon Kinesis Video Streams を活用した構成例

76Page  動画の常時保存と再生監視カメラ・ドライブレコーダー
77Page  必要に応じた動画の収集ホームセキュリティカメラ
78Page  双⽅向コミュニケーション、遠隔監視インターホン・(スピーカー付き)監視カメラ
79Page  遠隔制御ドローン・ロボット
80Page  リアルタイム映像分析・監視カメラ映像に対する顔認識
81Page  バッチ映像分析・監視カメラ映像に対するオブジェクト認識・人物トラッキング

83Page  動画ストリーミングサービスの使い分け
84Page  カメラデバイスでの SDKへの認証情報の渡し方
      
85Page  パートナーデバイス
      
     クイックスタート
      
86Page  入門用コンテンツのご紹介
     Amazon Kinesis Video Streams ハンズオン

     Amazon Kinesis Video Streams WebRTC Getting Started (リンク切れ)
      

●●資料【03_AWS Media Services で始めるライブ動画配信】

8Page  動画配信 / 配信方式
9Page  なぜライブ動画サービスが注目されているのか

ライブ動画配信の基礎

11Page  配信方式とマルチデバイス ①Progressive Download (HTTP) ②Streaming
12Page  配信方式とマルチデバイス ①Streaming Protocol ②HTTP Streaming
13Page  配信方式とマルチデバイス・比較
14-15   HTTP Streaming: Media Segment (Chunk File) Manifest (Playlist)
16Page  配信方式とマルチデバイス・代表的な再生クライアントデバイスサポート状況(iOS,Android,Windows,Mac)
17Page  配信方式とマルチデバイス:デファクトの HLS と MPEG-DASH を中心に標準化
18-19   マルチビットレート Adaptive Bitrate (ABR):線状況等にあわせて最適なビットレートを動的に選択
20Page  インターネット伝送:コスト安価だが、ビデオ配信品質担保に工夫必要
     • TCP vs UDP
     • FEC(前方誤り訂正), ARQ (自動再送要求)
     • RTMP, RTP+FEC, SRT, Zixi, RIST
21-27  ライブ動画配信の課題 – 超低遅延

ライブ動画配信の課題

30-34  多様化する配信要件、スパイクアクセス耐性

AWS Media Services とアーキテクチャパターン

38Page  WinTicket: 競輪投票サービスの動画配信システム
39Page  株式会社葵: ライブ授業配信システム on AMS
40Page  NewsPicks: AMSを利用し動画配信システム強化

ユースケース毎のアーキテクチャパターン

44Page  1. シンプルな HLS ライブ配信
45-49   AWS Elemental MediaLive:放送品質のライブエンコーディングサービス
50Page  AWS Elemental MediaStore
51-52   Amazon CloudFront
54-56   AWS Elemental MediaConnect

58Page  2. HLS & MPEG-DASH ライブ配信 / DRM
59-61  AWS Elemental MediaPackage

63Page  3. ライブ配信をアーカイブ
65Page  AWS Elemental MediaLive

67Page  4. ライブ配信中に巻き戻し (DVR)
68Page  AWS Elemental MediaPackage

70Page  5. FILE/LIVE をスケジュール配信
71-74  AWS Elemental MediaLive

76Page  6. サーバサイド広告挿入 (SSAI)
77-79  AWS Elemental MediaTailor

80Page  7. 同時配信数が増減

83Page  8. 超低遅延配信 (ULL)
83Page  AWS Elemental MediaStore